忘れず掃除

エアコンを効率よく使うために忘れてはいけないのがエアコンの掃除です。
シーズンがやってくる前にかならず掃除をしておきましょう。
フィルターにホコリなどの汚れがたまっていると冷気の排出が邪魔されて冷房の効率が悪くなります。
カバーをはずしてフィルターを掃除機で吸い取るだけでも全然違います。
また、ほとんどの汚れは水洗いだけで落とすことができます。落ちにくい汚れがあったら古い歯ブラシなどをつかってそっとこすりましょう。
フィルターを水洗いしたら水気を切ってタオルでふきましょう。日向でカワしておけばすぐに水分が乾きます。
掃除し終わったらフィルターを元通り戻してエアコンの電源を入れます。最初の30分位は送風運転で使いましょう。
また、前面パネルは掃除機でホコリをすいとりましょう。これだけしておいても全然違います。また、クエン酸スプレーや酢水でパネル部分を吹くとタバコのヤニを落としたり雑菌の繁殖を抑える効果があります。
これらのお掃除をしてもヤニ臭さやカビ臭さがなくならないようなら市販のエアコン専用洗浄剤を買ってきて本格的にお掃除をしてください。
説明書をよくよんでスプレーをエアコンにつかいます。汚れのついた液体がたくさんでてきて中がスッキリ綺麗になります。スプレーなどの洗浄剤を使うときには周囲が汚れないように気をつけて使いましょう。

エアコンと仲良く

エアコンをもっと上手に使う方法を紹介します。
家に帰ってきたら部屋がとっても暑くなっています。エアコンを早くつけて部屋を涼しくしたいところですね。
しかし、暑い時にエアコンをつけると立ち上げにたくさんの電力を消費することになります。
まず帰ってきたら換気の意味でも窓を大きくあけましょう。そして扇風機で部屋の暑い空気を外に送り出しましょう。
帰ってきてから30分ほどたって換気もできたらエアコンをつけましょう。
エアコンをつける時間が30分短くなることも節電につながります。消す時間を30分早めることで一日トータル一時間の節約になります。年間と押すと1170円の節約になりますので結構大きいと思います。
また、エアコンの吹き出し口の下には家具を置かないようにしましょう。物があると冷気が遮断されるために冷却効果が低下します。
部屋の暑さというのは外からの外気によって変わってきます。窓など直射日光が当たる場所にはカーテンやブラインドをしておきましょう。外からの暑い空気が遮断されることで冷房の効果が高まります。
クーラーを扇風機を併用しているときは扇風機を床に向けて動かしましょう。すると下の方にたまっている冷たい空気が部屋全体に行き渡るようになります。
さらに、エアコンの風向きは上向きにしておくようにしましょう。

エアコンの運転

エアコンの運転はどうするのが正解なのか迷っている人は多いと思います。
ここで一番節約できるエアコンの運転について紹介していきたいと思います。
まず、温度は28度が理想です。これはよく知られていることかもしれませんね。もちろん、体調などと相談して無理のない温度に設定しましょう。エアコンは1度上げることで約10%の節約になると言われています。
もし28度で暑いと感じるのであれば扇風機と併用して部屋を冷やしましょう。
そして風量は自動運転の設定にしておきます。自動運転にしておくと部屋が冷えるまでの間は強風で、部屋が冷えてからは微風になります。最初の1時間は20円くらいの電気代でその後は1時間5~10円くらいの電気代となります。

また、こまめにスイッチを入れたり切ったりしないようにしましょう。スイッチを入れたりすることでエアコンは電力を消費します。寝ている間もつけっぱなしにしておいたほうがいいです。タイマーでスイッチを切っても暑くなると寝苦しくなって結局エアコンを入れてしまいます。そうなると節約にはなりませんので朝までつけておきましょう。
むしろ、家をでる30分前にエアコンが切れるようにタイマーを設定しておくといいでしょう。30分くらいならエアコンを切っていても我慢することができます。スイッチの消し忘れを予防することもできておすすめです。

室外機

見落としがちなエアコンの室外機ですが、室外機に気をつけることによってエアコンの節電効果が望めるそうです。
エアコンの室外機の周りに草が生えていたりものがたくさん散乱しているようならそれらを片付けて周りを綺麗にしてあげましょう。
そして室外機に直射日光が当たらないように日除けをつくってあげて、さらに水をかけて室外機を冷やすことによってなんと20%もの節約効果を期待することができます。
エアコンを使うときにじょうろをで室外機の背面や片側の放熱部分に水をかけましょう。雨が降っても壊れないようになっていますので室外機に水をかけても故障するということはありません。
水をかけると消費電力は急速に下がって約30%もの減少となったそうです。
ただし、水をかけても室外機から風がでているのですぐに乾いてしまいます。水が乾いてくるとまた室外機の放熱はあがって元の状態に戻ってしまいます。
企業では室外機に散水する装置を導入しているところもあるそうです。ご家庭でしたら園芸用の散水用品などを使えば代用できるでしょう。水をこまめにかけ続ける仕組みが作れたらさらにエアコンの節電効果が期待できそうです。
水をかけなくても日除けだけでも十分節電効果が期待できるそうです。エアコンを設置するときには室外機の設置位置に気をつけるようにしておくと後々いいかもしれませんね。